ここは今は、私の最大のお気に入りの居酒屋と言えるかもしれません。
あの吉田類さんも、もう何度も何度も訪れているみたいです。
京王八王子のいけす。

初回放送は2020年の4月20日。
でも吉田さんは、その後も何度かこのお店を訪れているようです。
私がこのお店を初めて訪れたのは、確か2年くらい前。
現在このブログ記事を書いているのが2025年5月なので、たぶん、2023年が初訪問だったと思います。
このブログは、ちょくちょく書いているのですが、私のなくなった親友が、酒場放浪記の番組を好きだったことから、私も酒場放浪記を見始めて、そこから酒場放浪記の魅力に取り憑かれて、酒場放浪記で取り上げられた店を追訪するようになりました。
で、私とその親友は大学を卒業してからかれこれ15年。
毎年欠かさず立川にある、「味工房」という店に通っていて、

お互いに大好きな店でした。
彼とその店に行くのは彼がなくなったことで15年で途切れることになったのですが、私が酒場放浪記の追訪するようになってから、無意識に、
「あのときに彼と行った味工房に近い店」を探すようになりました。
そんな中でたまたま見つけたのが(たまたまといっても、吉田類の酒場放浪記を追訪する中でということなんですけど)このいけすでした。
もう、私はこの店を気に入っていて、おそらく、この2年で10回近く(は言いすぎかも)は通っています。
それだけ、「八王子来たらここ」というくらい気に入っていて、なくなった親友の彼も、ここに来たら、
「オレ、ここ好きだわ。」
と言いそうな店でもあります。
そんな店だからこそ、何回もこの店に通っていたんですけど、だけど、このブログを立ち上げてから訪問するのは初めてで、このブログで紹介するのは初めてという運びになりました。
最初に断っておくと、もう何度も行き過ぎて、すっかり店外の写真を取り忘れました。
アクセスは正直、それほど良いとは言える店ではなく。
JR八王子駅からだと歩いて10分くらいかかる。
とはいえ、JR八王子駅からほぼほぼ一直線で行けるので、アクセスは「悪くない」とも言えるお店です。
どちらにしても、道路の上にぽつんと立っているお店で、本当に「隠れ家的」な雰囲気が満載のお店です。
普段、このお店の暖簾は「紺色」なんですけど、この記事を書いている前日、お店を訪れたら暖簾が「緑色」になっていました。
もう馴染みの店なので、入店早々店主に、
「あれ?暖簾の色変わったね。」
と言うと、
「そうなんだよ。最近、おんな酒場放浪記でうちの店にまた取材が来てね。」

「それで、普段うちの店の暖簾紺色だろ?それだと女性ウケしないからということで緑色に変えたんだよ。」
と言っていました。
なるほど。ちょうどおんな酒場放浪記で取り上げられたばかりだったんですね。
確かに店内には、おんな酒場放浪記のサインもデていました。
取り忘れましたけど、この左隣におんな酒場放浪記のサインがありました。
で、そのおんな酒場放浪記。最近取材したばかりだから、いつ放送されるのかは店主もわからないとのことでした。
いやはや、
【大将、お店潰れちゃうよ(笑)】吉田類の酒場放浪記巡り:#1224伊勢市「居酒屋 一月家」
伊勢の一月家のときもそうでしたが、なにかと酒場放浪記と不思議な縁があるタイミングで追訪するものです。
で、今回はもう馴染みなので、特に今更特別な料理を頼むことはないんですけど、いくつか飲んだお酒と食事を掲載します。
まずはこの店来たら絶対に頼まないとならない日本酒は、康太郎とトルネード。
↑左の瓶が康太郎、右の瓶がトルネード。これで「トルネード」と読みます。
どちらもここでしか頼めない特別な日本酒。
康太郎はスッとした飲み口で飲みやすい。
甘口・・・ではないと思うんですけど、とにかく飲み口は良い。
トルネードは舌がビリビリくる適度な辛口。
辛口の日本酒が好きな人には特におすすめしたい日本酒。
「いけす」の代表的なこの2本の日本酒。
ですが、人気すぎるからなのか、「どちらかが欠けている」ことがしょっちゅうあります。
康太郎があるタイミングでは、トルネードがなく、
トルネードがあるタイミングでは康太郎がなかったり。
ということがしょっちゅうあります。
私自身、この2本が揃っているのは久しぶりに見た気がします。
・・・というのを、店主の「お母さん」に話したら、
「そうね。うちは本当はこの2本は絶対に揃えていないとならないからね。」
といってました。
今回は、この一つ前に、小太郎
に行っていて、すでに飲んでいたのと、同席した二人はお酒が飲めなかったので、この2杯を飲んだだけで日本酒は終わりました。
本当は、「番外品」という日本酒度22のお酒を頼もうと思ったんですけど、お母さんがテレビに夢中で「すみません。」の声が聞こえなかったらしく、結局注文できずじまいでした。
話を戻して、料理。
しめ鯖の半身。
いやぁ・・・やっぱりうまい。
私は普段から、「しめ鯖」は結構好んで食べるのですが、舐めてました。
さすが「いけす」。
普通のしめ鯖と違う。
写真では伝わらないかもしれませんが、このしめ鯖、本当に肉厚。
パクっと口にくわえると、思いの外肉厚で簡単には飲み込めません。
味はもちろん美味しく、「やっぱりこの店、これだよな。」と思う。
「良い意味で期待を裏切ってくる」んですよね。当たり前のように。
これ、美味しいです。ぜひ頼んでほしいです。
次に、野菜の天麩羅。
これも美味しい。サクサクのホクホク。
野菜の天麩羅ってこんなに美味しいんだ!とつい唸ってしまうほどの美味。
のどぐろの天ぷら。
これもサクサクで、美味しい。
ジューシーなのどぐろをこれでもかと味わい尽くすことができます。
そして、今回の3人はあまりみんな「食べない」人たちだったので、次の料理で締め。
焼きそば。
この店に来たらこれは必ず頼みます。
かなりの濃いめの焼きそばなんですけど、ジューシーで味がしみてて美味しい。
日本酒とバッチリと、これでもかというくらい合う。
しかもいくらだっけ?800円か900円くらいだったと思うんですけど、それで、これも写真でどこまで伝わっているかわからないんですけど、ボリューミー。
もうこれだけでお腹いっぱいになってしまいます。
多分、ほとんどの人たちがこれを頼んだら、「お腹いっぱい」になってしまうので、あまり注文しないと思うんです。
本当はこれ、お店のことを考えたら、あまりやらないほうがいいんじゃないかな(笑)と考えたりもしてしまいます。
いやぁ、美味しい。
絶対に、亡くなった私の親友がこの店きたら気に入っていたと思います。
今回は、あまり頼まなかったのですが、この店。
何を頼んでもたいていは美味しいです。
八王子来たら、しかも日本酒好きだったら絶対に行ってほしい隠れ名店です。
なお、店主の「お母さん」いわく、このお店。土日は混むみたいです。
私は土日は行ったことがないのですが、基本平日なら空いています。
昨日も、私達3人以外は18時から20時くらいまで(私達が退店するまで)誰も他のお客さんはきませんでした。貸切状態。
ただし、たまに会社の懇親会とかで利用する人たちがいるみたいで、そうすると店内が一気に騒がしくなります。
基本は平日運んでいないので大丈夫だと思いますが、訪問する前に電話して、
「今日は空いてそうですか?」
ときいておくと無難だと思います。
というのもこの店、せっかく良い雰囲気の店なのに、人が多くごった返していると、その魅力を発揮しきれないと思ったりします。
ちなみにこの店、とにかく日本酒の種類が豊富です。
何を頼もうか悩むのも楽しみだし、好みがあったり、逆に何がいいかわからなければ店主にきいてみると良いと思います。
「何がおすすめですか?」
ときくと、
「うーん、全部おすすめだけど」
と冗談交じり(?)に答えてくれます(笑)
とにかく日本酒好きな人にいってもらいたい店。
日本酒の宝庫です。
以前は頼んだけど今回は頼まなかった、「ばくれん」。
次回は頼もうと思います。
今回も美味しかったです。
ごちそうさまでした。
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